Ways of Seeing|Espace Louis Vuitton Tokyo #3 音を通して、いつものまちを再編集する
Ways of Seeing: Espace Louis Vuitton Tokyoとは
Takramは、ルイ・ヴィトンの運営するアートスペース エスパス ルイ・ヴィトン東京とのコラボレーションにより、カルチュラルプログラム〈Ways of Seeing〉を開催しています。 新たな視点や深い洞察を通して、アートの楽しみ方や日常での豊かな気づきを引き出すことを目的としています。
エスパス ルイ・ヴィトン東京にて、現在開催中(9月13日まで)の、リナ・バネルジーの個展「“You made me leave home…」に合わせて、Ways of Seeing 第3回を開催します。
リナ・バネルジーは、インド(コルカタ)に生まれ、米国(ニューヨーク)を拠点に活動するアーティストです。彫刻、インスタレーション、ドローイングと、表現手法は変遷しながらも、一貫して移民性や多文化性、ジェンダー、帝国主義といった「ポストコロニアル以後の世界」をテーマに作品制作をしてきました。
その源には、バネルジーの南アジア系ディアスポラというバックグラウンドがあり、異なる文化を横断しながら、世界を移動する“旅”そのものをかたちにしてきたことが見受けられるでしょう。それは物理的な場所の移動だけでなく、アイデンティティや歴史のあいだを行き来し、人やモノが存在する文脈や視点を変えていく旅でもあります。
今回は、そうした“視点の変化”によって世界をめぐること ── 近くにいながら遠くへ旅をすること── に着目したプログラムを通じて、バネルジーの作品制作の一端を追体験します。
コラボレーターに、国内外の都市を横断しながら活動するデザインスタジオfor Citiesからアーバニストの石川由佳子氏、杉田真理子氏と、ギタリストであり、サウンドアーティスト、都市音楽家として活動する田中堅大氏を迎え、都市の“音やリズム”に着目して、視点の変化を感じていただくプログラムを実施します。
プログラム前半では、for Citiesから街の音やリズムについて、音の種類や採集方法についてのレクチャーを受講後、開館時間前のエスパス ルイ・ヴィトン東京で担当者によるガイドとともにリナ・バネルジー作品を鑑賞します。そして、参加者それぞれが表参道周辺でフィールドレコーディングを行い、実際に街のリズムを採集します。
後半では、参加者が採取した音やリズムをミックスし、田中堅大氏とともに、街の風景に呼応した即興的なサウンドスケープへと発展させます。完成した音源は、後日参加者のみなさまへ共有予定です。
都市を捉える視点のひとつとして“音やリズム”に着目することで、何が感じられるのか ── 。表参道は、雑踏から生まれる音や、欅の枝や葉が揺れる音など、さまざまなリズムに満ちています。それらを聴覚的感覚で再評価することで、見慣れた街であるはずの表参道の違った一面や都市の過去や未来の捉え方についてのインサイトが得られる営みになるはずです。
開催概要
日時|2026年6月13日(土) 10:00−14:30(受付開始 9:45−)
会場|エスパス ルイ・ヴィトン東京+Takram 東京スタジオ
定員|20名(抽選制)
参加費|無料(昼食付き)
共催|エスパス ルイ・ヴィトン東京、Takram
申し込み締切|2026年5月31日(日)
問い合わせ|Takram Culture&Relations( [email protected] )
※参加ご希望の方は、ページ上部よりお申し込みください。
※参加者おひとりごとに、お申込みください。
※当選の可否は、2026年6月3日(水)までに連絡いたします。
※イベント終了後にアンケートへのご協力をお願いしております。
プログラム
受付 @Takram 東京スタジオ (9:45−10:00)
for Citiesによるプログラムガイダンス
エスパス ルイ・ヴィトン東京へ移動
「“You made me leave home…」展 鑑賞+解説
【ワークショップ】フィールドレコーディング編
Takram 東京スタジオ 再集合
ランチ / 採取音源のアップロード・提出
【ワークショップ】サウンドスケープ編
解散(14:30ごろを予定)
Collaborator
for Cities
一般社団法人for Cities は、東京・京都に活動拠点をもつ都市体験のデザインスタジオです。国内外の、建築やまちづくり分野でのリサーチや企画・編集、教育プログラムの開発まで、国や分野を超えて「都市」の日常を豊かにすることを目指して活動しています。都市に関わるプロジェクトや実践者を収集するプラットフォーム「forcities.org」を通した国内外のアーバニストたちとのネットワークを活かし、これまでに、これからの都市を考えるうえで必要なスキルを学ぶ学びの場「Urbanist School」や展覧会「for Cities Week」を東京・ナイロビ・カイロ・ホーチミンなど国内外の都市で実施。若手の人材育成などの独自企画ほか、行政や民間企業、大学などと共にさまざまな種類の活動を行なっています。
https://www.forcities.org/
https://www.instagram.com/for_cities/
田中堅大|Kenta Tanaka
1993年東京都生まれ。ブリュッセルと東京を拠点にする都市音楽家/サウンドアーティスト/ギタリスト。都市の現象を、音楽やサウンドアートに応用する「都市作曲(Urban Composition)」の可能性を模索している。主な作品として、複数の都市の連動性を模索する「Urban Flou」(Mercerie、ブリュッセル 2024)、都市のオブジェクトを可聴化する「Algorithmic Urban Composition」(CCRMA、カリフォルニア 2019)など、これまでベルギー、スペイン、フランス、アメリカ、ケニアなど国内外でサウンドアート作品の展示発表を行っている。 音楽家として、都市の環境音を通奏低音に、モジュラーシンセサイザーとギターの変調音を並行させることで音楽制作を行っている。主な音楽作品として、「Poetics of Non-Savoir」(2025)がある。音楽を取り巻く環境への批評zine『jingle』の企画・編集・デザインや、26人のメンバーから構成される現代版オーケストラ蓮沼執太フルフィルへの参加など、音と音楽を中心に多岐に渡る活動を行っている。 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクス・デザインプログラム修了(デザイン)。 ベルギーゲント王立芸術アカデミー/音楽院 European Postgraduate Arts in Sound修了(サウンド)。
注意事項
※本イベントは、ご当選者ご本人様のみ参加可能となります。
※厳正なる抽選のうえ当選者を決定し、当選者にはメールにてご連絡いたします。抽選結果に関するお問い合わせはお受けできかねますのでご了承ください。
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企画・運営
エスパス ルイ・ヴィトン東京
2014年パリにオープンした文化複合施設 フォンダシオン ルイ・ヴィトンの活動やコレクションを、「Hors-les-Murs(壁を越えて)」プログラムを通して展示するアートスペース。
著名な建築家 青木淳氏がデザインしたルイ・ヴィトン表参道ビルの7階に位置します。エスパス ルイ・ヴィトン東京は、空間そのものが刺激的なインスピレーションを喚起させ、新たな対話と感性に訴えかけます。
https://www.espacelouisvuittontokyo.com/
Takram
世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファームです。東京・ロンドン・ニューヨーク・上海を拠点とし、未来をつくる人や組織のパートナーとして、プロダクトからサービス、ブランドにアイデアまで、デザインの力で変化を生み出していきます。
https://ja.takram.com
